初冬の八ヶ岳 雪と氷の赤岳登頂 <前編>

そこは岩と氷の世界、完全な冬山の様相でした・・


◆八ヶ岳(赤岳)・やつがたけ(あかだけ)・長野県・2,899m◆


                                        2010年11月3日(水) 《主人とふたり》


【行動時間 約7時間(休憩含む)】
美濃戸山荘(7:05)―南沢―行者小屋(8:55)(9:10)―文三郎尾根―赤岳(10:40(10:55)―行者小屋(12:10)(12:40)―南沢―美濃戸山荘(14:10)





八ヶ岳は西高東低の気圧配置になっても比較的晴れることが多いエリア
青空を求め、何度も通った久しぶりの山域へ向かいました


諏訪の街灯りの中を抜け暗闇の中を走っていくと最後に控えているのはあの悪路
大きな凸凹にヒヤヒヤしながら慎重に車を進めると
やがて見えてくる美濃戸山荘の灯りにほっとしました


広い駐車場はこの時期、朝になってももう多くの車で埋まることはなかったです
駐車料金の1,000円を支払い出発の準備
持ち物の選択の難しいこの時期だけどとりあえず防寒着だけはしっかりと
肌を刺す空気の冷たさに季節の移り変わりを感じました


画像



林道をしばらく歩き美濃戸山荘前の八ヶ岳の案内板の横から南沢へ
傾斜は緩やかだけどやや不明瞭な道は赤テープを見逃さずに歩いていきます
どんよりした空模様だけど天気予報を信じ・・「今日はきっと晴れる!」


画像



画像



何度か沢を渡りながら苔むす深い森の中を進みます
ほとんど人に会わず、沢音意外何も聞こえてこない静かな11月の八ヶ岳
やがて森は色を失い、広がるモノトーンな世界がいっそう静けさを増しているようです


画像



画像



画像



画像



画像



画像



画像



見えるはずの稜線は深い霧の中
行者小屋の軒下では10人くらいの方が身支度を整えていました
みんな完全防寒スタイル・・薄着の山ガールスタイルの人もいたけど見ていても寒そう
じっとしているとかなり寒いのですぐに歩き出しました


画像



画像



阿弥陀岳への分岐を右手に見送ったあと傾斜の増した文三郎尾根を登っていきます
発達した樹氷や鎖に付いたエビの尻尾が11月初めの山とは思えない迫力
凍てつく真冬の風景に自然の驚異を改めて感じました
そして、ひとつ心配なことがありました


画像



画像



画像



画像



画像



森林限界を越えた稜線は冷たい風を直接受け凍えるような寒さ
分岐の看板に付いた巨大なエビの尻尾がすべてを物語っています


画像



迂闊にもアイゼンを持参しなかった私たち・・
同じように持参しなかった多くの方は途中で引き返していました
登山道の雪は固く凍っていて油断ならない状態だったけど・・


画像



画像



様子を見ながら行けるところまで進むことに
急な岩稜地帯を一歩一歩慎重に、ゆっくりと・・
この道は山頂直下まで鎖が続いていることが分かっていました


画像



画像



鎖と岩をしっかり掴み三点確保で登っていきます
頭上の空が明るくなってくると気持的にも余裕が出てきます
先を行く主人の「あともうちょっと!」の声に更に空が明るくなったような気がしました


画像



画像



梯子を越えれば誰もいない山頂の一角に到着
雪山登頂の達成感は格別だけど
今日はそれ以上の達成感と緊張から解放された安心感とで喜びいっぱいでした(主人は歓喜の雄叫び・・)


画像



画像



しばらくすると同じくノーアイゼンの単独男性が登ってきて立ち話
お互いの状況報告をし合いこれまでの健闘を称え合いました
グレー一色だった空からはやがて抜けるような青空も顔を出し・・


(富士山?)
画像





後編へ】






この記事へのコメント

YAMA
2010年11月08日 11:12
また素敵な山に行かれたんですね!
ちょっと遠いのが難点ですが、いいですねえ。
昔々山を始めた頃に、正月山行で電車を
乗り継いで行ったきりです。もう記憶の
彼方(^^)/~~
2010年11月08日 22:40
YAMAさん、こんばんは♪
かなり遠いです。日帰り登山には勿体無い山ですけどサラリーマン山行は仕方ないです(^_^;)
電車で行く山登り、いいですね。谷川岳に登ったときにちょっとだけ電車使いました。電車登山はコースの制約が無くていいです。
私も正月山行がしてみたいです☆(当分ムリ)

テーマ別記事

過去ログ