白山 白峰から甚ノ助小屋往復

白山は遠い山でした・・


◆白山(甚ノ助避難小屋)・白山(じんのすけひなんごや)・標高1,970m・石川県◆


                                     2011年11月27日(日) 《Fumiさん 私》


【行動時間 約9時間50分(休憩含む)】
白峰ゲート(5:30)―別当出合(8:00)(8:30)―中飯場(9:20)―甚ノ助避難小屋(12:05)(12:25)―中飯場(13:25)(13:35)―別当出合(14:10)―白峰ゲート(15:20)






3日前に白峰ゲートも閉鎖
白峰から御前峰までは往復距離50km超
白山は限られた極少数の者のみが登頂を許される遠い存在の山となりました
この時期の白山は立ち入ることさえ出来ない縁遠い山、そう思っていました



春から始めたマウンテンバイクがようやく慣れ始めてきた今日このごろ
別当出合までの片道17kmに及ぶ長い坂道も今なら何とか登れるかも
たとえ登頂は出来なくても白山の懐に立ち入ることは出来る・・
一筋の光が見えたわけです
決行の日の天気予報は文句なしの快晴



4時に福井某所でFumiさんと集合したあと白峰に到着したのはちょうど5時
暗闇の中に5台ほど車が駐車してありました
その中には事前連絡のあったあの方の車も・・
肝心なMTBにトラブルが発生したけど
Fumiさんの俊敏な応急処置と気転の素晴らしさで何とか問題はクリア(一時的に・・)
予定より30分ほど遅れたけど
それくらい問題にならないほど出発時間が遅すぎることをこのあと思い知ることになるのです・・


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白峰から市ノ瀬までは距離約11km、標高差約340m
特別急なところはないけど緩やかな登りが延々と続きます
慣れない暗闇走行で平衡感覚が少し変
冬山重装備でペダルも少々重いけどお喋りを楽しみつつマイペースで走りました
時間帯的に思ったほど寒くはなかったです



自転車に乗った単独の男性が引き返していきました
その先は前日融けた雪で道路一面ツルツルに凍っていてとても危険な状態
ゆるゆると走ったり押し歩きしたりで凍結箇所を通過
暗闇だとどこを走っているのか見当が付かなかったけど
明るくなってくるといつもの風景が見えて調子が出てきます



市ノ瀬までの約1時間半はそう長くは感じなかったです
ロードバイクに乗った男性が付近をウロウロしていました
(この方はチブリ尾根を登ったようです、トレースは無かったとのこと)
休むことなく市ノ瀬を過ぎ別当出合へ向かいます



市ノ瀬から別当出合までは距離約6km、標高差約430m
ここからが問題の激坂だけど
無理のないよう乗車と押し歩きを何度も繰り返しながらゆっくり登りました
どこまでMTBで進めるかと思っていたけど雪は路肩に残るのみ
長いヒルクライムを終え別当出合に到着し第一関門突破です


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自転車の調子の悪いFumiさんは私より10分以上遅れて到着
諸悪条件の下、両足攣らせながらここまで来れたのはFumiさんだから出来たことです
ちょっと長めの休憩を入れたあといよいよ登山開始
付近には私たちのほかに5台のMTBが置いてありました

(カリスマ山スキーヤーH氏&野人さんのMTBと一緒に♪)
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鳥居を潜り砂防新道へ向かうため吊橋を渡ります
すでに踏板は取り外され鉄柱のみとなった恐怖の1本吊橋
両側の針金をしっかり握りながら平均台を歩くようにそろりそろり・・
想像していたほど怖くはなかったけど落ちれば重大なことになるので慎重に歩きました
第二関門突破・・


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先行者はスキーの跡2、3人分とつぼ足2、3人分
つぼ足の人が引き返したような跡もあり途中からはスキーの跡のみとなりました
つぼ足で登っていた私たちも辛くなりワカンを装着するけど
それも新雪の上ではあまり効果がなくFumiさんと交代でラッセルです


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中飯場を過ぎ観光新道方面の景色がよく見えました
快晴予報の今日だけどここは少し高曇り状態です
進んでいくにつれラッセルも深くなり、疲労もどんどん溜まっていき
「どこまで進む?」
「ここで終ろうか・・」
「もうちょっと先まで」
そんな会話が繰り返されるようになってきました
夏道の倍の時間が掛かっています


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突然、滑らかな音とともに現れたその方の顔を見てすぐに誰だか判りました
さり気なく挨拶を交わしたあと咄嗟に振り返ってカメラのシャッターを押します
H氏は狭い登山道を華麗に滑り降りていきました

(H氏とFumiさんの交差♪)
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そして、その後に続くのは・・
ドキドキしながら待っていると少し先の籔の影に人の気配
「こんにちは~」
顔は見えないけど声で私だと判ってくれました
野人さんと一年ぶりの再会です


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野人さんと最初に会ったのも白山です
白山は人と人を結びつけてくれる素敵な山
しばらく談笑したあと力強い滑りの野人さんをお見送りしました
またお会い出来るといいですね

(赤兎山~大長山)
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見覚えある木道がある場所
ここから甚ノ助小屋まで夏なら30分ほどだけど今日はどう見込んでも1時間は掛かる・・
相談の結果、1時間後の12時を目途に折り返すことにしました
目論みどおり1時間後、最後は激ラッセルの末、甚ノ助小屋到着


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野人さんたちは白峰2時スタートで山頂9時到着
私たちは5時半スタートで6時間半後にまだ甚ノ助小屋
体力に大きな違いがあるにしてもこの差は大き過ぎ
たとえ出発時間を早くしたとしてもつぼ足登山での登頂は不可能に近い・・かも
今日はここまで来れただけでも大満足です


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登りで苦労した道も下りは軽快です
寂しいくらいにあっという間に下りて最後は恐怖の1本吊橋
最後じゃなかった、これからファイナルラウンドだ・・


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最後はまた17kmの長~いダウンヒルです
下るだけなので疲れはしないけどとにかく寒い
上着を着ても寒い・・ガマンの下りです
Fumiさん、痔になりそうとのこと。。


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晩秋の景色を楽しみながら走ってようやくゴールのゲートに到着
長い一日の終わりです
白峰からの白山山頂は遥か彼方でした
でもこれで諦めたわけではなく次はもう少し先まで・・


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新たないくつかの目標が出来ました






(画像はFumiさんに頂いたものを含みます)








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